屋根や壁の塗装メンテナンスで住まいは
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早めの塗装で補修費の軽減が可能です。

純和風住宅 入母屋造の屋根塗装 2回塗り

カテゴリー :  施工事例

過去の塗装は「吹付」で行われていたようです。

付着不良=ハガレが発生していました。

 

 

ハゼが潰れた形状のため、雨水のキレが悪くなって「コケの堆積」「錆汁の発生」が見られました。

 

 

 

ハゼ起こし:弊社独自に製作した道具でハゼを起こして隙間を広げます。

この作業でハゼ奥まで「研磨・塗装」が可能になります。

 

ハゼの研磨:専用工具でハゼ奥に堆積した「土埃」を根こそぎ除去します。

「この土埃に雨が染みこむこと」で「ハゼ奥が土中のような状態」になって腐食が進行します。

 

下図はハゼの仕組みと雨についての関係です。

「ハゼ起こし、ハゼの研磨」で屋根塗装の耐久性が大幅に向上することがわかります。

 

 

 

高圧水洗浄:12〜15MPa 屋根に対して垂直の角度、ガン先を屋根にできるだけ近づけて水圧を生かした洗浄を行いました。

ハガレ部分が拡大=付着不良部分を水圧で剥がす洗浄を行いました。

左が洗浄前、右が洗浄後(乾いた状態)です。

剥がれ部分の拡大がわかります。

 

 

下塗り:傷みの激しいハゼ奥を錆転換型2液エポキシ錆止めで増し塗りしておきます。

増し塗りが乾燥してから、1液エポキシ=旧塗膜を犯さないマイルドタイプの錆止め)を塗りました。

ハゼは丁寧にハゼ奥まで塗装しました。

 

 

下塗り:1液エポキシ錆止め

平場は適切な厚みに塗装しました。

 

付着力の確認:10㎝幅のガムテープを屋根に貼り付け、一気に剥がして塗料の付着を確認します。

結果:剥がれなし  付着良好を確認しました。

 

上塗り:2液シリコン屋根塗料

下塗り同様にハゼは丁寧にハゼ奥までハケ塗り、平場は適切な厚みにローラー塗りしました。