屋根や壁の塗装メンテナンスで住まいは
キレイで長持ち！
早めの塗装で補修費の軽減が可能です。

15ミリ厚の重厚感あるサイディング：シーリングの劣化が気になる状態でした。

「１色に塗りつぶしたくない」施主様のご希望でWB多彩仕上を採用させていただきました。

 

 

 

屋根の現況：屋根はカラーステンレスです。焼付塗装が粉化した状態でした。ハゼに土埃が堆積して汚れがにじみ出ている状態でした。

 

屋根の下地処理：

ハゼ起こし：ハゼを起こして隙間を広げるとハゼ奥まで研磨、塗装が可能になります。ハゼ奥の堆積物も目視で確認できる状態になります。堆積している土埃は水ブラシで除去しました。

 

ハゼの研磨：専用工具でハゼ奥まで研磨します。堆積物を根こそぎ除去します。

目粗し処理：表面に細かい傷をつけて粗します。板金素地を傷つけない特殊な不織布ブラシです。

塗料はツルツルの面より、ザラザラの面の方がよく密着します。

 

 

 

 

 

戦場まで完了した状態に雨が降った様子です。

ハゼ起こしによって、雨がハゼに入りにくくなっていることが確認できます。

 

 

 

 

 

 

 

試験的塗装：下塗り「高密着２液エポキシ錆止めプライマー」

焼付塗装ステンレスにプライマーが密着するかどうかを試験的塗装で確認します。

10㎝幅のガムテープを屋根に貼り付け、一気に剥がして塗料の付着を確認しました。

結果：剥がれなし　　付着良好を確認しました。

 

 

下塗り：高密着２液エポキシ錆止めプライマー

ハゼ（細部）はハケ塗りで、ハゼ奥まで丁寧に塗装しました。

 

 

平場はローラーで適切な厚みに塗装しました。

 

 

付着力の確認

試験施工同様の試験で塗料の付着を確認しました。

結果：剥がれなし　　付着良好を確認しました。

 

 

 

仕上塗装（中塗・上塗）：２液フッ素樹脂塗料

細部（ハゼ）は奥まで丁寧にハケ塗りしました。ハゼ部分を先に２回塗りして仕上げておきます。

 

 

中塗：平場はローラーで適切な厚みに塗装しました。

中塗は「厚み重視」です。

 

 

上塗：上塗は「仕上肌重視」で塗装しました。

 

 

 

 

 

雨樋・鼻隠し（軒先板金）の塗装：

雨樋は内側まで塗装して、固定針金は全て新品に交換しました。もちろん屋根と同じフッ素樹脂塗料です。

 

 

 

軒天井の塗装

水拭きで付着物、汚れ、粉化した塗装を除去しました。

つや消しエマルション塗料で新築時の塗装と一体になるように塗装しました。

 

 

 

外壁の高圧水洗浄

手元で水圧調整できる洗浄ガンで慎重に洗浄を行いました。

サッシも洗浄しました。

 

 

 

 

サイディングひび割れの補修：

何らかの力がかかって断裂している箇所には「細ヒビ専用の注入補修」を行いました。

弾性樹脂を断面奥まで注入し固定しました。

 

 

 

目地シーリングの撤去：

シーリングは打ち直しをするので外壁塗装前に撤去しておきます。

 

 

 

横目地隙間塞ぎ：横目地の隙間は微弾性エポキシで塞ぎました。

下塗り：WBグリップシーラー

サイディングの塗装がフッ素樹脂と推測されるため、高接着２液グリップシーラーを使用しました。

 

 

 

スズカファイン　WBアート多彩仕上工法F（フッ素樹脂）

A色：目地の色（ダークブラウン）で全体を塗りつぶします。

B色：タイル表面を塗装します。

C色：タイル表面にムラ塗りします（弊社の独自技法につき、作業風景はお見せ出来ません）

３色を上手に組み合わせて「深みのあるアンティークレンガの色合い」に仕上げました。

 

 

 

仕上：保護クリヤーF（フッ素樹脂）

最終工程は紫外線劣化から守るUVプロテクトクリヤーを塗ります。

乾くと３分ツヤのしっとりとしたツヤに変わります。

 

 

シーリング工事：

塗装が乾燥してから「後打ち施工」で行いました。

耐久性・耐候性ともに３０年期待できる「ハイクオリティーシーリング：オートンイクシード」を使用しました。