多彩仕上とは、数色を組み合わせて外壁を塗装する方法です。
多彩の良さとは「色の調和」です。調和しない多彩は美しさを感じないものです。
お客様が抱いたイメージカラーを実際の外壁でサンプル施工して承認をいただきます。
多彩ならではのメリットについて
・一般塗装のような「ピカピカ塗りました感」がありません。つや消しです。
・調和した多彩は「新築の外壁」より美しく仕上がります。
・防カビ防藻性に優れる塗料を使用すれば「黒ずみ汚れ=微生物汚染」を長期間抑えることができます。
・汚れが目立ちにくく、長期間美観維持が可能です。
・後から補修しても補修痕を目立ちにくくすることができます。
このように多彩仕上は単色塗装に比べて様々なメリットがあります。
12月〜2月は塗装の閑散期になっています。
ですが、乾燥した低温の季節は塗料の乾燥には適した季節といえます。
弊社は、温度・湿度管理を徹底して、高い品質の塗装を提供いたします。
この機会に「美しい多彩仕上」はいかがですか?
無料見積フォームからお気軽にご相談ください。
それでは「絶妙の一色」を探求した弊社の施工例をいくつかご覧ください。
1例目はアクセントカラーの面積が多めのカーキカラーのレンガタイルです。
ミニローラーを使ってアクセント色をのせていきます。
塗料は液体の状態では「淡い色」をしていて乾燥のイメージがつかみにくいのですが、乾燥した面でイメージを確認しながら適切な面積比率で塗装していきます。
多彩塗装には「質感」も伴います。レンガタイルの場合、暖かい感じがしませんか?
次の施工例もレンガタイルですが
「明るい色調」から「アンティーク調」にガラッとイメージチェンジした「3色仕上」をご覧ください。
アクセント色の「2色」を徹底的に吟味することで「自然なコントラスト」を生み出しています。
3色仕上ですが、色数を多く感じる仕上です。
3年後、この外壁塗装には続きがありました。
給湯器を交換され、位置が変わってしまったための補修です。
材料のロット差こそありますが、補修塗装で目立たなくすることができました。
次の施工例はシンプルな「タイル調外壁」。表面もフラットに近い形状です。
お客様の要望は「既存色継承」でしたので、目地(1回塗り)とタイル(2回塗り)の規則的な多彩塗装となりました。
芋目地の淡色タイル調サイディングを既存継承のテクスチャーに仕上げました。つや消し仕上です。
強力防カビ・防藻性能、サッシの下に伝水防止水切りをつけて、長期間美観を保てる塗装です。
ここで窯業系サイディングの説明を少々。
新築時の工場塗装は耐久性が向上しています。
しかし、結露しやすい素材のため表面が結露すると「カビや藻」の微生物汚染が発生します。
当然ですが、カビや藻は美観を損ねます。加えて、濡れている時間が長くなることは窯業系サイディングの劣化を促進します。
現場塗装ならではのメリットとして「防カビ・防藻性能」「結露しにくい性能」を持つ塗料があります。
上記のような塗料を使用しての、早めの塗り替えが長期耐久性のためには有効です。
次も「芋目地タイル」ですが、タイルの色が多彩になっています。
スズカファインWBアートで色のイメージが決まったものの「テクスチャー=配色」がなかなか定めることができませんでしたが、苦心の末に良い案ができました。
既存のランダム感を残し、色のまとまりがあるテクスチャーで承認をいただきました。
目地色、濃いタイル色は2色で構成、淡いタイル色は1色 の4色で構成しました。
次は既存外壁「3色仕上」を全く同じ色、同じテクスチャーでの施工例です。
クリヤー仕上の提案が他社からありましたが、弊社の多彩を採用していただきました。
(クリヤー仕上はコストは安いのですが「補修跡が消せない」「透湿性が劣る」「防カビ性が弱い」などのデメリットがあります。)
3色塗りの2色目の塗装です。
3色目の塗装です。
全く同じ色調なので目新しい感じはしませんが、美しさを引き継ぐ仕上ができました。
メーカー標準色をそのまま採用した施工例もあります。
スズカファイン「WBアート」 認定施工店限定の塗材です。弊社はもちろん認定施工店です。
ベース色の塗装状況:液体の状態ではグレーですが、乾燥すると黒に近くなります。
スズカファインWBアートの特許工法「クラウド」を利用したアクセント着色です。
過去の塗装でアイボリー1色塗りつぶしでしたが、既存色継承での2色多彩を提案した施工例です。
ベース色の上にタイル部分だけをアクセント塗装する規則的な多彩塗装です。
シンプルなフラットタイル調サイディングの施工例です。出窓部分のアクセントになっています。
2種類のレンガタイルを貼ったような塗り分けにしました。
全体的にも、まとまりのある外観になりました。
築年数30年以上、グレー基調のランダムなサイディングです。
目地色、ベージュ(淡)、ベージュ(濃)の3色仕上です。
サンドベージュ色に変わった玄関廻りは、明るさと暖かさを感じます。
グレーの石調サイディングをアイボリー系の多彩に塗り替えた施工例です。
目地1色、石2色の3色を組み合わせています。
マーブル調にすることで石らしいテクスチャーを狙ってます。
明るい雰囲気に仕上がりました。
シンプルな馬目地タイル調サイディング
ライトカラーから深みのあるブリックカラーへ塗り替えます。
ブリックカラーを2回に分けて塗ることで、質感を高めます。
重厚な質感にイメージチェンジしました。
和風な玄関廻りに張られた「不思議な色調の外壁」をホワイト系に塗り替えます。
ベージュの目地に淡いグレー2色を組み合わせています。
明るい印象になりました。
ベージュカラーの石調サイディングを「濃いめのブリックカラー」に塗り替えた施工例です。
ダークブラウンの目地に2種類のブリックカラーを重ねます。
B色とは2色目です。全部塗り潰さないことで「C色:3色目」が活きるのです
3色仕上です。
色の深みが感じられるブリックカラー:レンガというよりは「石」の質感です。
冬期間だけのチャンスです。無料見積フォームからお気軽にお問合せください。