他社の施工例:一度屋根を塗って錆汁が発生したケース。
塗装から5〜7年程度。まだツヤがあって塗装はしっかりしていますが、一部だけ極端に錆びています。
塗装から7〜8年経過。2回塗りしてますが技術レベルが低い塗装です。水下ほど広範囲に錆が出ています。
まず、横葺屋根のハゼ=板金の合わせ目の断面を見ていきましょう。
板金屋根の設計上、ハゼに土埃が堆積しても十分に排水できるように設計されています。
「ハゼ起こし」とは専用工具でハゼの隙間を広げる作業です。
この堆積物をキレイに除去しなければなりません。
ハゼを広げて起こすことでハゼ専用研磨器具が使えるようになります。
堆積物や付着の甘くなった塗膜を根こそぎ除去して清浄な状態にします。
ハゼ起こし、ハゼの研磨(堆積物の除去)を行った屋根塗装をご覧ください。
写真ではわかりにくいですが、ハゼが塞がれていません。
ハゼ起こし施工中の写真です。
ハゼを起こすとまっすぐなラインが形成されます。水キレが改善されることがわかります。
板金横葺屋根の塗装は簡単に考えられがちです。
実際は屋根塗装が原因で、塗装がハゼの隙間を塞いで雨水が抜けにくくなり、屋根に堆積した土の成分とともに
ハゼ奥の見えない腐食が進行してしまう事例が多発しています。
すなわち、安易な屋根塗装は腐食を促進する「害」といえます。
安心するための屋根塗装が「腐食を促進している」。これはあってはならないことなのです。
しかもこのことを重要視している塗装業者は非常に少ないのが現状です。。
「腐食の原理が知られていない」という現実もありますが、
一方で「知ろうとしない」塗装業者が多いのも事実です。
これから初めて屋根を塗るという方、横葺板金屋根塗装はまずは弊社にご相談ください。
ここまで読んでくれた同業者の方で志を共にする方は、弊社までお気軽に連絡ください。
より良い仕事を目指して高め合いましょう!