勾配が緩く定尺(縦につなぎ目がある)板金に葺き替えられた屋根の塗装です。
「定尺屋根」と「アングル」の組合せは雪解けの際にスガモレ(逆流による雨漏り)が起きやすいと言われます。
屋根塗装後に「アングル式雪止め」を「富士型雪止め」に交換します。
雪止め、スノーネットを全て外して、屋根塗装を施工します。
ハゼの研磨:定尺屋根はハゼが開いているのでハゼ起こしは必要ありません。
土埃の堆積により、ハゼ奥が濡れているのが確認できます。
ハゼ奥の土埃を研磨によって除去します。
スノーネット部分は水キレが悪いためにコケが生えています。
高圧洗浄では苔を飛散させてしまうので、水ブラシを使って手作業でコケを除去します。
塗装が乾燥してから雪止めを設置するので、屋根の「水キレの悪化」を防ぎます。