遮熱形無機塗料グランデチタンクール 3回塗り
コンクリート造の住宅の折板屋根の塗装です。20年耐久の遮熱無機塗料での施工です。
施工前状況:過去に塗装歴はありません。塗装が褪せてガルバリウム素地がむき出しになりつつあります。細かい錆の発生が見られます。
雪止めの取り外し:最初に雪止めを外します。雪止め部分の屋根(外さないと塗れない部分)まで塗装するためです。塗装完了後に再取り付けします。
下地処理:目粗し処理: ツルツルの面よりザラザラの面の方が塗装はよく食いつきます。表面に細かい傷をつけて粗します。
高圧水洗浄:ガン先をできるだけ屋根に近づけて水圧を生かした洗浄をします。汚れ、粉化した塗装を除去します。
1回目塗り(下塗り):遮熱塗料の下塗りは白を使用します。2液エポキシ樹脂は強力な付着力があり、錆と反応して錆を固着させる錆止めです。
付着力の確認:下塗りが乾燥した状態で10センチ幅のガムテープを貼り付けて一気に剥がします。 結果:ハガレなし(付着良好)
資材搬入:GRANDE TITANCOOL 「性能の良い塗料はそう見えた方が良い」プレマテックス社の高級感漂う「缶デザイン」です。
2回目塗り(中塗り):中塗りは十分な厚みを塗り込みます。遮熱性能と耐久性を十分に発揮させる目的です。
付着力の確認:中塗り後にも付着力確認をします。 結果:付着良好(ハガレなし)
3回目塗り(上塗り):上塗りでは仕上がり肌を整えて一層美しいツヤを引き出します。また3回塗りならではの耐久性、防錆力、遮熱性能を発揮します。
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